大人だけじゃない?【小学生で流行る鬱病の怖さ】

子供増える新型うつ

勉強

子供に増えている受験生うつとは

将来の事を考え小学生のうちから受験をする子供は一定数います。中学受験を行っていて問題集を読んだり解いたりしているのに頭に入ってこない、勉強が捗らない、以前覚えた事が思い出せないといった症状に二週間以上悩まされる場合子供が受験うつになっている可能性があります。受験うつという名前は受験生特有の鬱病という訳ではなく受験の時期に発症する鬱症状の通称をいいます。鬱病に種類がたくさんあり、その中で受験期に鬱症状として受診する子供の多くは新型うつを発症している人が多いようです。新型うつは比較的新しい鬱病なので解明されていない事が多く今までの鬱病のイメージとは違うタイプの鬱病の事を新型うつと呼んでいます。鬱病の代表的な症状として気力の減退や意欲関心の低下が有名ですが、新型うつは勉強や仕事に対しては鬱症状が出てしまうけれど、自分の好きな事には楽しく取り組めるという特徴があります。新型うつになってしまう原因には自己愛が大きく関わっていると考えられています。自己愛とは自分の事を愛する心の事ですが、これが暴走してしまうと自分の持っている感情と現実とに乖離が生じてしまい自己愛性パーソナリティ障害を起こしてしまうのです。受験を行っている子供の中には、自分は他の子よりも特別だと信じてい受験勉強に取り組むけれど親からの反応や受験の結果が自分の思っていたものと違っているとかなりのストレスを感じ鬱を発症してしまう事が多いです。

思春期を迎える中学生や高校生は大人になっていく手前の段階なので心も不安定な事が多いです。うつ病には季節性情動障害というものがあります。季節性情動障害というのは決まった季節の期間だけ抑うつ症状や睡眠障害、食欲不振のような心身ともに異常が現れるうつ病の症状です。季節性情動障害は特に季節の変わり目に起こる事が多く夏や冬に起こる人が多いです。その中でも冬の入り始めである十月から十一月に発症し冬が終わり始める二月から三月にかけて症状が治まるうつ病の症状を冬季うつ病と呼びます。うつ病の症状には食欲に異常をきたす事が多いですが、冬季うつ病は特に過食や過眠といった症状が出る事が多いです。過食の症状が出てしまうとケーキやお菓子のような甘い物や麺類やご飯などのような炭水化物を多く摂取してしまう事が多く、うつの症状である倦怠感から運動量が減ってしまい太りやすくなってしまいます。また、過眠の症状もあるので昼間は寝てしまい夜には活発になったりと生活リズムが崩れやすくなってしまいます。季節性情動障害は決まった季節だけに起こりそれを過ぎると症状が無くなってしまうので、病気を患っている本人は気づきにくく自分の性格だと勘違いしてしまいやすいです。夏に起こる夏季うつ病は冬季とは反対に睡眠不足や食欲不振の症状がでてきます。その影響により体重が減ってしまうので、ただの夏バテだと勘違いしやすいです。日照時間の少ない北国には季節性情動障害を患っている人が多くこの病気の原因として太陽の光に当たらない事が原因ではないかと考えられています。季節性情動障害を治療する方法として太陽の光を浴びる光照射療法という方法を用いるのが有効的だと考えれられているようです。